8月11日
人を大切にしてその大切さをそのままにお話をするということはなぜこんなに難しいんだろう。
すきなひとはすきだけど、私の好きになりかたはいつも調子に乗ってその人に底をみせて、その時の反応を伺ってひとりで盛り上がるだけで、疲れさせている気がする。傷つけている気がする。
底を見せられてもこまるよ。
楽しませたいのに楽しませられない。なにをしたらよろこんでくれるか皆目検討がつかない。だからすきなのかもしれないけど。
そのあと少し眠ったらゆめをみて、その人に映画の話とフェミサイドの話をしていて楽しそうに聴いてくれて、そのひとは私の話を聴きながらごはんをたくさん食べてた。その前へむかう生命力の発露としての食欲をとても好ましく思った。わかりやすい欲求が反映されたゆめ。
あなたは人生基本つらいとよくいうけれど、それはわかるけど、そしたら私が照らしてあげたいなんて思うのはあなただけだよ。でも私のライトは無効で、なんの意味もないことだということをいつも痛感してつらいだけだ。ひとりよがりでごめん。
次に会うのを許してくれるにはどれくらい期間をあければいいんだろうと思いながらシャワーを浴びた。