9月16日
楽しい夜だった。
三連休初日、ひとまずやることリスト第1位の婦人科受診とピル処方を済ませる。
バタバタしながら上野へ。
ローマ歌劇団のオペラ「椿姫」を観る。
人間の初心的な感情をそのまま、衒いなく描いてて元気が出る。この世に生きるのは辛いことという前提。でもその辛さを束の間の快楽でごまかす。救いのない死、いつまでも保身を保ちたい父親!割をくうのは娼婦のヴィオレッタというラスト。元気が出た。そして簡単に愛は手に入らないからこそ、こんなにも作品の題材になるのですね。だったら私に手に入らないのも頷けます。
観てよかった。
幕間で銀色夏生の「つれづれノート」を、読む。うらやましいのはそれをもっていないから、でもわたしは他のものを持っている証拠.、だから自信を持つきっかけになるという一文に強く勇気づけられる。
そのあとRとMと合流して幡ヶ谷へ。
いいかんじの居酒屋で飲み、その後バーへ。
よく飲みよく食べよくしゃべった。彼女らの誇り高さには救われることが多い。誇り高く、けっして他人を損なうことのない、自信。性格の悪さ。はっきりしている。
たのしいよるだった。
11月半ば、京都に行くことがきまる。楽しみだ。